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交通事故の後、うつ病、PTSDなど、精神面で悩まれている方向けの情報です。
今日は、午後から名古屋の国際センターで研修です。
一般社団法人日本損害保険協会医研センター主催の研修で、主に非器質性精神障害について勉強をしてきました。
講師は、医師の吉本智信先生。交通事故に携わる弁護士の中では超有名な先生です。2年前も東京で先生の研修を受けましたが、また新たな学びがありました。
非器質性精神障害とは、脳に器質的な異常がないのに精神症状が出る障害です。例えば、交通事故の後、うつ病やPTSDになることなどが挙げられます。ちょうど私の取扱案件にもあったため、大変タイムリーな研修でした。
今回の研修で一番の驚きは、非器質性精神障害は、一般的な後遺障害とかなり異なること。
一般的な後遺障害は、事故による受傷後、徐々に回復し、治療を継続してもそれ以上の回復が期待できない状態となると、いわゆる症状固定となり、その時点での症状が後遺障害認定基準に該当するか、という判断になります。
一方で、非器質性精神障害は、将来的な治癒の可能性があるにもかかわらず、被害者保護の観点から、どこかの時点で便宜上症状固定とした上で、認定基準に該当するかを判断して後遺障害の有無を判断する。その代わり、将来的な治癒の可能性があるから、最大でも9級とする。一般的な症状固定、後遺障害の概念とは全く異なっています。
交通事故後の精神症状は、どのように医療機関を受診していくかといった点も重要となりますので、もし気になる方がいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。